Windows Azureのストレージ

2011年08月08日

前回に引き続きWindows Azureについて書きます。

前回のブログでは、Windows Azure Platformに関しての概要をお伝えしましたが、
今回はもうちょっと突っ込んで、ストレージに関してお伝えしようと思います。

Windows Azureのストレージは4つのストレージタイプがあります。

・テーブル
・キュー
・ブロブ
・ドライブ

これらのストレージを利用目的に沿って、うまく使い分けることが、Windows Azureを制覇する一番の近道なんです。

■テーブル
シンプルなテーブル構造の構造化ストレージです。
Key-Valueストア型のデータ格納領域としても利用可能です。
テーブル構造は以下のようになります。
・エンティティ(レコードのこと)
・プロパティ(カラムのこと)

上記構造を利用すると、KVS型のDBのように効率よくクエリが最適化できます。

■キュー
メッセージ交換のためのFIFOストレージです。
シンプルなメッセージキューなので、トランザクションメッセージの交換などに適しています。

■ブロブ
一般的な外部ファイル置き場と考えて良いですね。
ファイルをブロブ、フォルダをコンテナと呼びます。
ファイルの保管に適しています。

■ドライブ
ブロブ内に格納されているVHDファイルをNTFSボリュームとしてマウントさせる機能を持っています。
その他はファイルストレージと同じです。


このように各ストレージには役割があり、作成したプログラム内で利用したいストレージを指定することで
これらの利用が可能となります。

PaaSであるが故に、プログラム上からでしかアクセスできないのが難点ですが、理屈を覚えてしまえば
非常に有効なサービスですね。


とはいえ、シンプルにWindows スナップインのようなもので操作できれば一番良い。
最後に、このストレージを簡単に扱う為のツールをご紹介します。

Windows Azure MMC
元々はWindows Azure 管理用のスナップインですが、ストレージもここから直接アクセスできます。
Azure全体を管理できるので、非常に便利ですね。

Azure Storage Explorer
最も一般的に使われているストレージエクスプローラです。
シンプルな構成、かつエクスプローラ表示なので、違和感なく利用可能です。

myAzure Storage
ブラウザから接続できるストレージ管理ツールです。
全てブラウザアクセスのみで利用できるので、環境に依存しません。


他にも、便利なツールはたくさんあるので、是非探してみてください。


最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
引き続き、宜しくお願い致します。

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posted by エンジニア at 14:40 | Comment(0) | クラウド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Windows Azure Platformってなんぞや??

2011年08月05日

久しぶりの更新となってしまい申し訳ないです。。。
今回はWindows Azure Platformについて書きたいと思います。

Windows Azure PlatformはMicrosoftが提供しているPaaS型のクラウドです。

Windowsと名がついているくらいなので、Windows プラットフォームとの相性は非常に良いですね。

特にASP.NETを使ってアプリケーションを展開しているようなサイトは、メリットが多くあります。


※Windows Azure Platformの公式ページはこちら

Windows Azure Platformでは大きく2つのサービスが利用できます。
・Windows Azure (インスタンス、ストレージ、ネットワーク)
 
・SQL Azure (データベースサーバ)

また、AWSとは違いPaaS(Platform As A Service)であるため、インフラ運用が必要ありません。


ユーザーが用意するのは、Windows Azure上にアプリケーションを展開させるためのTOOLとして、Visual Studioが必要となります。
Visual Studioを購入すると非常に高価なのですが、無償のVisual Studio ExpressもWindows Azureへ接続できるため、まずはこちらをおススメします。

※Visual Studio Expressのダウンロードページはこちら

このように、インフラ運用が必要なく、開発に注力できるというのが最大の特徴で、Windows Serverとほぼ同じサービスを展開しています。


まあ、Azureの中身はWindows 2008 R2とHYPER-V2.0なんですけどね!!


ただし、デメリットも当然あります。

まずすごく重要なのが、Visual Studioを使ってアプリケーションをデプロイするということ。
よって、Visual Studioでの開発経験がないと、何のことやらわからないっていうことになります。


次に、IaaSと違い、ログやサーバの状況が見えません。
いや、見えるのだけど、かなり細かい設定をしないと見えないということです。

これは運用側としては、大きなデメリットですよね!??

今回はここで終わりにしますが、次回以降、Windows Azure Platformを紐解いていきます。
デメリットもここで解決できれば、次につながりますね!!


最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
引き続き、宜しくお願い致します。

posted by エンジニア at 12:12 | Comment(0) | クラウド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

クラウドのサービス形態

2010年11月18日

今回はクラウドのサービス形態について書いてみます。

クラウドを展開している業者で一番有名なのは、Amazonだと言えます。
AmazonはAmazon Elastic Compute Cloud(EC2って略します)を展開しています。

このサービスはクラウドの中でも、最もスタンダードな形で、インフラ部をクラウド化し提供しています。

故に「IaaS(いあーす)」または「HaaS(はーす)」と呼ばれています。

IaaSは(Infrastructure as a Service)の略で、HaaSは(Hardware as a Service)の略です。

ハードウェアリソースをクラウド化し、スケールアップ、スケールアウトが自在に出来ます。
さらに、使った分だけ費用が発生する従量課金でコストを抑えることも出来ます。

利用OSは多岐に渡り、WindowsからLinuxの主要ディストリビューションはほぼカバーできています。


このようにIaaS形態のサービスはインフラをクラウド化していますので、かなりの自由度がありますね。

専用サーバライクにシステムを活用したい場合は、IaaSはうってつけです。

IaaSはAmazon以外にもNiftyやIIJといった国産クラウドもあり、活用の範囲は非常に広いですね。


次に、クラウド業者として有名なのは、GoogleやMicrosoftです。

これらの会社はIaaSではなく、「PaaS(ぱーす)」と呼ばれる形態で提供しています。

これは開発プラットフォームをクラウド化するサービスで、OSやインフラをユーザ側で選定することは出来ません。
ただし、開発プラットフォームが全てWeb上で展開されている為、ちょっとしたWebプログラムであれば非常に簡単に動かすことが出来ます。


例えば、wordpressなんかのwebアプリを導入したいんだけど、OSやインフラの設定は面倒っていう人は、PaaSがおすすめです。

最近ですと、Microsoft社のWindows Azureが非常に面白く、ASP.NETのようなWindowsプラットフォームだけでなく、JAVAやPHPも使えるので、かなり自由度が高いです。


最後に「SaaS(さーす)」をご紹介します。

SaaSはインフラでも、プラットフォームでもなく、サービスそのものをクラウド化することですね。

例をあげると、hotmailなんかが当てはまります。
あとは、セールスフォースが提供しているCRMなんかもSaaSですね。



他にも様々なサービス形態があるので、ご自身で探ってみると面白いかもしれないですね。
(夏休みの宿題にぴったりか??)

次回は、個人的に注目しているWindows Azureについて書きたいと思います。
posted by エンジニア at 19:19 | クラウド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
スカイアーチネットワークスが運営するエンジニアブログ。インフラの設計、構築や運用保守に役立つ技術情報が中心。最前線で活躍するITコンサルタント・エンジニアが日々のことを綴ります。